歯科検診 2歳児

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6月2日(金)に『歯科検診』を行いました。

歯科検診の対象は、0、1、2歳児の全クラスです。

「0歳児も歯科検診をしますよ」とお伝えすると、よく「歯が生えていない0歳児も対象ですか?」と言う質問を受けますが、歯が生えていなくても歯茎や口の中の状態も診ていただくので0、1、2歳児全クラスが対象となります。

『春の健康診断』として6月2日(金)に行った『歯科検診』と、このあと6月30日(金)に『内科健診』を予定しています。

この『健康診断』は「子ども一人ひとりの発育や発達、心身の健康状態や疾病などを把握し健康管理を行うこと」などを目的としていますが、その他にも『ネグレクトを含む虐待予防』を目的としています。

【『健康診断』や『通常の保育』の中で、ネグレクトや虐待予防として確認事項 】

〇健康な発育をしているか (保育園で毎月行う身体測定の身長と体重をデータ化して個々の発育を管理)

・伸長体重の伸び悩みがある (何か病気をしたか。現在何らかの病気にかかっていないか。ネグレクトなどにより必要な栄養が摂れていないのではないか)

〇洗濯のされた衣服を着用し身ぎれいか

〇身体の衛生が保たれているか (お風呂に入っているか。爪が短く整えられているか。肌の状態に応じ肌ケアーをしているか。虫歯はあるか。または虫歯などを放置せず治療をしているか他)

〇素直に感情を出せているか (泣いても長時間放置されたり、かまってもらうことがなかったりが繰り返されると「無表情」「泣かない」「笑わない」ことがある)

〇大人の言動に必要以上におびえないか (日常的に体罰を受けていると、大きな声や怒った顔、頭をなでてあげようと手を伸ばすだけでびくっとしたり身構えたりすることがある)

〇偏った食事をしていないか

〇あざややけどの跡がないか

などを相談や報告をしながら、嘱託医と情報の共有を図り子ども達の健康管理に努めています。

また、子どもや保護者やご家族の変化に気付いた時に、保護者やご家族に確認や情報の収集をしたりすることで「虐待をしている事わかっていますよ、私たち子どもの事ちゃんと見てますから」と言う発信になり、ネグレクトや虐待予防にも繋がるとのことです。

大人が守って行かなければいけない小さな命をしっかりと守って行きましょう。

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さて、『歯科検診』に戻ります。

歯科検診は『河辺歯科』の柴田医師に診ていただきましたが、子ども達は嫌がらずに口を開けられる子が多く「えらいね~」「じょうずだー!」といっぱい褒めていただきました。

2歳児のみになりますが、歯科検診の子ども達の様子をご覧ください。

多分、こんなこと思ってた?と察せられる心の言葉もつけて見ました。

「あーんはちょっとしません」    「無…無の境地で頑張ってましゅ」  「あー僕は何の問題もないです」

でも、あとでお口あーんしてました。  身動きせず、ドキドキだったのね。  余裕を見せる2歳児。すごい。

 

  

「これカメラ?私は楽勝で~す」   「お姉さんになると決めましたから」  「私はまだ決めてませんから」

“いやだー”って言わないのよね。    緊張しているのにけなげです。     でも大きなお口できますから。

「僕の歯お見せしましょうか?」

自信があることを物語るその笑み。参りました。

子ども達とっても上手でしたね。パチパチ!

ピカピカの歯でいられるように、これからも毎日歯磨きをしましょうね。

2歳児保護者のみの参加となりますが、6月13日(火)昼食後に柴田先生のご指導の下で『歯磨き指導』を行います。

その時に、お家での歯磨きで気になることがありましたらご相談ください。

 

 

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